令和6年7月22日

今回は、入間市にある埼玉県茶業研究所を視察しました。
今年で設立96年目となる歴史のある施設です。
土地総面積は101.272㎡。茶畑はもちろんのこと、品評会を行う講堂や製茶工場、研究室などもあります。
茶業技術研究担当では、
◯㈱伊藤園との共同育種に取り組んでいる。2025年品種登録出願予定・2027年品種登録見込み
◯ほうじ茶の製造法の確立
◯減農薬栽培・有機栽培を可能とする茶栽培技術の開発
などを行っています。
農業革新支援担当では、
◯S-GAPの出前講座
◯各種品評会等の実施支援
◯輸出に取り組む生産者への支援
などを行っています。

リーフ茶から緑茶飲料へと時代によって消費の傾向が変化してきていることや、担い手育成のため茶業研究生を受け入れて人材育成にも力を入れていること。
県内お茶農家の特徴として、「自営」・「自製」・「自販」と一貫経営を行っていることなどもご説明いただきました。

大変有意義な視察となりました。
視察したことを活かしてまいります。