令和6年5月16日
今回は富山県庁に視察に伺いました。
富山県では、人口減少とともに75歳以上の高齢者が増加しており、特に高齢者単独世帯が増えてきている状況にあります。
「富山県高齢者福祉計画」のなかで、「高齢者の健康・生きがいづくり」と「介護サービスの充実と地域包括ケアシステムの深化・推進」と「地域包括ケアシステムの深化・推進を支える体制づくり」を施策に掲げています。
その一環として「eスポーツによる高齢者福祉事業」に力を入れているということで伺いました。
県から委託を受けた富山県立大学がeスポーツイベント等運営会社と協力して体験会を実施した他、地域の公民館等を活用して交流会を開催するなど、様々な企画が行われたということです。
当初は、高齢者の方々がなかなかeスポーツ体験に参加されなかったりしたそうですが、体験した高齢者の方々から「楽しかった」という感想も多く、また取り組みを始めた頃は目新しさもあり新聞等に取り上げられて県民や社会の注目を集めたそうです。
今では、地域における自走・習慣化の流れが見られるようになっているとのことです。
視察にて学んだことを今後の活動に活かして参ります。