令和7年7月9日
今回は、大阪府庁にて「ヘイトスピーチ解消推進法」について視察に伺いました。
大阪府では、人種叉は民族を理由とする不当な差別的言動、いわゆるヘイトスピーチを禁止し、「ヘイトスピーチを許さない」「ヘイトスピーチをなくそう」という共通の意識を府民と共有し、すべての人がお互いに違いを認め合い、尊重しあう共生社会づくりをめざして、大阪府ヘイトスピーチ解消推進条例に基づく取組を進めています。
条例では、ヘイトスピーチ(不当な差別的言動)を定義し、各主体の責務を明記、不当な差別的言動を禁止、不当な差別的言動の解消の推進に関する施策を規定しています。
刑罰を科すことは必要ではないという審議会の判断があり、罰則は設けていないようです。
理念条例とは言え、規定をすることに意義があるというお考えであり、表現の自由との兼ね合い、裁判で訴えられるリスク等、非常に難しい面をはらんでいるということです。
大変有意義な視察となりました。
視察したことを活かしてまいります。