令和7年7月22日

今回は川崎市役所にて「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例(ヘイトスピーチ禁止条例)」について視察に伺いました。
本条例は以下の2本柱で構成されています。
①不当な差別のない人権尊重のまちづくりの推進
②本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進
特に②では、差別的言動を「公共の場での拡声器等を用いた発言」と「インターネット上の投稿」に区分しています。
インターネット上の投稿については、拡散防止やプロバイダ等への削除要請、公表の対応がとられ、条例施行から5年間で575件、昨年度だけで250件の投稿が削除されたとのことです。
罰則規定もあるものの、これまで適用事例はないとのこと。また、条例の周知を目的とした動画やチラシの制作も行われています。

大変有意義な視察となりました。
視察したことを活かしてまいります。