令和7年5月1日(木)

今回は豊中市役所にて「朝の小1の壁」に関する事業について視察に伺いました。
朝の小1の壁とは、保育所よりも小学校の登校時間が遅いため、朝8時の開門前に多くの児童が校門前で待機している、といったような、親の働き方や児童の過ごし方についての影響が近年問題視されている社会課題のことです。
埼玉県でも今年度よりモデル事業として始まるものです。
共働きや女性の社会進出が進むなかで、安心して子育てしやすい環境づくりを進めるべく、豊中市では全国に先駆けて昨年より、市内全小学校で朝7時に校門を開放し、民間の見守り員2名を配置し、体育館等でタブレットや読書、トランプなど児童らが自由に過ごせる取組を始めています。
職員の方曰く、事前登録者数に比べ利用者が少ない状況ではあるものの、不測の事態に備え登録者は増加しており、地域のセーフティネットになっているとのことでした。
費用対効果や、見守り員の確保等、必要な多くの課題を感じました。
今後の埼玉県のモデル事業を注視していきます。

大変有意義な視察となりました。
視察したことを活かしてまいります。