令和7年9月26日
今回は大宮公園内にある大宮公園陸上競技場兼双輪場に視察に伺いました。
本施設は、1939年に日本初の自転車競技場として完成し、1949年には東日本初(全国で2例目)となる競輪の開催が実現しました。その後、1993年には陸上競技場登録が廃止され、現在は双輪場として利用されています。
現在、埼玉県内では、大宮競輪場(さいたま市)と西武園競輪場(所沢市)の2カ所で競輪事業が展開されています。競輪の売上は、平成3年に707億円というピークを記録した後、減少傾向が続き、平成26年には239億円まで落ち込みました。しかし、近年ではネット販売の普及により回復傾向にあり、令和6年には549億円の売上が計上されています。
入場者数は平成3年の112万人をピークに減少し、令和6年は9.5万人となっています。来場者数の減少にもかかわらず、インターネット販売の拡大が事業全体の売上回復を支えています。
また、埼玉県では現在「大宮スーパー・ポールパーク基本計画」を進めており、第一公園の現在の野球場、陸上競技場兼双輪場、サッカー場の競技施設のほか、これらの周辺付帯施設及び小動物園及び児童遊園地、東駐車場、大宮公園事務所を含む範囲と、第二公園の一部の範囲を含めたエリアを計画対象とし、事業計画をしています。
引き続き、こちらの計画も会派として注視してまいります。
大変有意義な視察となりました。
視察したことを活かしてまいります。