本日は、無所属県民会議の岡代表ほか3名の会派メンバーで埼玉県の特産品である梨の品種「豊水」の蜜症被害について、県農林部による確認会を行いました。
無所属県民会議の議員も久喜市・白岡市・行田市の生産者からの声を把握しており、改めて県からは県内の状況などについて説明を受けました。
蜜症は梨の生育期に一定期間の低温があると発生する可能性が高くなるもので、果肉中の空気が水分となって水浸状になる部分ができるものです。食べられないわけではありませんが、商品価値がぐっと下がり生産者等の収益に大きな影響を与えます。
県の説明では、今年7月の低温が原因で県内の「豊水」の蜜症が広がっているということでした。県では対策として、熟度と蜜症が同時に進んでいくことから通常よりも早期の収穫を進めています。また、色が濃い部分があったり日焼けしたような豊水は蜜症の可能性があるので、JAなどで加工用として使用しているということでした。
県では、豊水が蜜症になりやすいことから長期的な視点から「彩玉」や「あきづき」への品種転換を進めています。
無所属県民会議では、今回の確認会を経て豊水の蜜症対策としての機器の導入などの対策を提言してまいります。