令和8年6月1日

今回は、坂戸市にある埼玉県立特別支援学校坂戸ろう学園へ視察に伺いました。
坂戸ろう学園では、0歳児から18歳までを対象に、乳幼児教育相談をはじめ、幼稚部・小学部・中学部・高等部までの教育が行われています。
主に県内の荒川西側地域の子どもたちが通学しており(荒川東側地域は大宮ろう学園の学区となります)、現在は37市町村から69人の児童生徒が在籍しているとのことでした。
昨年度の在籍数は77人だったとのことで、児童生徒数が緩やかに減少している状況についてもお話を伺いました。
また、寄宿舎も設置されており、遠距離通学の場合や家庭の事情、教育的な必要性がある生徒を受け入れているとのことです。
寄宿舎では太鼓部があり、音そのものが聞こえなくても、振動や空気の迫力を感じながら演奏に取り組んでいると伺いました。
その他にも、近隣の小・中学校との交流や地元企業とのコラボレーション企画など、地域とつながるさまざまな取組が積極的に行われています。
さらに、0歳児から就学前までを対象とした乳幼児教育相談にも力を入れており、早い段階から子どもたちや保護者を支える体制が整えられていることを学びました。
耳から得られる情報を補うため、目からの情報として校内の掲示物には必要な情報が分かりやすく書かれていたり、足音が聞こえない代わりに廊下に鏡を設置して安全確保につなげるなど、聴覚障がいのある子どもたちが安心して学校生活を送るための工夫が随所に施されていました。

大変有意義な視察となりました。
今後の活動に活かしてまいります。